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コツは、“受容力”にあった!
90秒でできる!「コミュニケーション・スキルアップ」レター
〜アクトレーニング瓦版〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第35号 2008. 8.11 ━━
こんにちは。
初めてお読みいただく方は、初めまして。
子どもの頃、モントリオール・オリンピックを見て、体操種目で
10点満点を連発するナディア・コマネチ(当時ルーマニア)に
ほのかな恋心を抱いた木村英司です。
北島康介選手、やりましたね!
北京オリンピックの競泳男子100メートル平泳ぎで、見事、世界
新記録での金メダル。
あれだけ周囲から期待される中、期待どおりの結果を出すのは、
立派という他、言葉がありません。
もちろん、柔道男子66キロ級で、北島選手同様にオリンピック
2連覇を果たした、内柴正人選手をはじめ、日本人選手が健闘
しています。
まだ始まったばかりの北京オリンピック。
この後に登場する選手たちの益々の活躍を期待したいですね。
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さて、このメールマガジンは、対人関係スキル、特にコミュニケーション
能力を磨くための、さまざまな有益情報をご紹介することを目的として
います。
週1回の発行を目標にしています。
各週のテーマは次のとおりです。
<1週目> アクトレーニングを中心とした、コミュニケーション力、
表現力に関するノウハウやスキルのご紹介
<2週目> コミュニケーションや対人能力に関するオススメ書籍の
ご紹介
<3週目> 第1週と同じ
<4週目> 研修やこのメルマガに関するQ&A
<5週目> その時に応じてタイムリーな情報をご紹介
という訳で、2週目の今回はオススメ書籍をご案内します。
最後までお読みいただけると嬉しいです。
今回もどうぞ、よろしくお願いします!
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本日のメニュー
【MAIN ACT】ブックレビュー おススメの1冊
・・・「3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術」
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【 MAIN ACT 】ブックレビュー おススメの1冊
・・・「3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術」
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「3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術」
http://tinyurl.com/5lsby4
マーク富岡・著/サンマーク出版
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このブックレビューでは、コミュニケーションに関するオススメの
書籍をご紹介します。
(本文から抜粋)
●交渉とは、自分を売ることであると同時に、相手を知ることでもある。
●相手に好印象をもたれることで、その後のやりとりがスムーズに
行くことも十分にあり得る。とくに厳しい契約をまとめたいときは、
まず相手に好かれるというのが絶対的な第一条件となる。
●大勢のミーティングならなおさら、ナビゲーター役を買って出ると
いい。場の雰囲気を自分が操るチャンスなのだ。
●出歩くことの多いビジネスパースンは、「服装は社の玄関と同じ」
という意識をもつべきだ。
●相手がしてほしいことをタイミングよくするのが、スムーズな交渉の
コツです。
●「スマートで威圧感がある話し方で一気に主導権を握ると、優位な
ポジションを確立できて効果的」
(略〜)そんな話し方を身につけるには、まず「にらむのではなく、
相手の目の奥を見つめる」「目が合ったときにそらさずに見つめ
つづける」(略〜)次に、ひと言ひと言をはっきりと発音し、強調
したい部分は声高に伝えるようにしよう。
●「交渉の目的と最終ゴール」を紙に書いて明確にしておくこと。
●交渉を行う前に、「これ以上は絶対譲れないこと」もメモしておく。
「ここは折れてもいい」という点もあわせてメモしておくと、さらに
よい。
●まず双方が自分の言い分を相手に伝え、それから合意点を探って
いくこと。
●交渉に勝つときには、必ず「勝てたかもしれない」という印象を
相手に与えることが肝要である。
そのためには、「絶対譲れない点」とともに「小さな妥協点」を
事前にメモしておくとよい。
●最初に聞き役に徹すると、第一印象はすこぶるよくなる。
(略〜)自分が話す番になったら、相手が話した内容のうち、
こちらも合意できそうな部分を見つけ出して、そこから先に話すと
よい。
●YESと言わせる。それはつまり、お互いの心を開くということ
であり、そこには勝ち負けというものは本来、存在しない。
●交渉というのは長きにわたり、すばらしい人間関係をつくるための
一つの過程である。
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昨日まで、普通のビジネスマンだった人が、ある日突然本を出し、
作家の仲間入りをする。
最近そういった事例が増えていますね。
この本の著者も、今回初めて出版されたとのことですが、その
キッカケが一味違います。
知る人ぞ知る出版プロデューサー、土井英司さんが主催した出版
企画コンペで、各出版社の編集者6人が全員一致で最優秀賞に
推したのが、この本だったそうです。
内容は、著者の体験に基づいた、人と交渉する際の方法論が
述べられており、かなり具体的です。
交渉というと、自分の意見を通すための方法だと思いがち
ですが、著者はそれだけではなく、相手も納得する「落とし
どころ」をみつけるのが、大切だと本文で述べています。
つまりお互いが納得できる、WIN−WINの関係をつくる
ことが交渉であり、本当の「交渉力」だと強調します。
だからこそ「長きにわたり、すばらしい人間関係をつくる」
ことができるのでしょう。
でなければ、交渉するたびに、相手との関係はその場限りに
なってしまいます。
それでは、人間関係を作っていく事はできませんよね。
本文から抜粋した箇所だけでなく「なるほど、そのようにすれば
いいのか」と納得させられる場面が多く、参考にしやすいと
思います。
アクトレーニングに関連して引き合いに出すと「スマートで威圧感
がある話し方」を身につけるには、目力と発声が大切だと述べられて
いますね。
また交渉に入る前に「交渉の目的と最終ゴール」を紙に書いて
身につけておく、という点は私にとっては、目からウロコでした。
その後に続く(私にとって)少し耳の痛い話も含めて、人と何かの
交渉をする時は、ぜひ実践してみようと思った次第です。
タイトルのイメージとは違って、海外を飛び回って活躍している
現役のビジネスマンである著者の体験に基づいた、とても誠実な
交渉の仕方を説いた本だと感じます。
交渉も結局は人と人とのコミュニケーション。
特に、ビジネスマンや人との折衝が普段多い方(とりわけ海外との
関係が深い方)にはオススメです。
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★3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術
http://tinyurl.com/5lsby4
マーク富岡・著/サンマーク出版
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★編集後記★
漫画家・赤塚不二夫さんがお亡くなりになりました。
一時代を築いた方が亡くなるのは、とても寂しいことですが、今回
ここで取り上げさせていただいたのは、そのためではありません。
告別式でタレントのタモリさんが語った弔辞は、今年最高の名文
ではないかと思うのです。
いや、あの弔辞は、実はアドリブだったと言われていますから、
名文句、名スピーチといった方が良いのでしょうか。
家族以上の間柄だったという赤塚不二夫さんとの出会い、その
人となり、寂しさ、そして感謝。
人間としての、深い思いやりの詰まったタモリさんの弔辞を、まだ
ご存知ない方とも共有したいと思い、ここにご紹介させていただき
ます。
◆タモリ弔辞全文◆
弔辞
8月2日にあなたの訃報に接しました。6年間の長きにわた
る闘病生活の中で、ほんのわずかではありますが回復に向かっ
ていたのに、本当に残念です。
われわれの世代は赤塚先生の作品に影響された第1世代とい
っていいでしょう。あなたの今までになかった作品や、その特
異なキャラクター、私たち世代に強烈に受け入れられました。
10代の終わりからわれわれの青春は赤塚不二夫一色でした。
何年か過ぎ、私がお笑いの世界を目指して九州から上京して、
歌舞伎町の裏の小さなバーでライブみたいなことをやっていた
時に、あなたは突然私の眼前に現れました。その時のことは今
でもはっきり覚えています。赤塚不二夫が来た。あれが赤塚不
二夫だ。私を見ている。この突然の出来事で、重大なことに、
私はあがることすらできませんでした。終わって私のところに
やってきたあなたは、「君は面白い。お笑いの世界に入れ。8
月の終わりに僕の番組があるからそれに出ろ。それまでは住む
ところがないから、私のマンションにいろ」と、こう言いまし
た。自分の人生にも他人の人生にも影響を及ぼすような大きな
決断を、この人はこの場でしたのです。それにも度肝を抜かれ
ました。
それから長い付き合いが始まりました。しばらくは毎日新宿
の「ひとみ寿司」というところで夕方に集まっては深夜までど
んちゃん騒ぎをし、いろんなネタを作りながら、あなたに教え
を受けました。いろんなことを語ってくれました。お笑いのこ
と、映画のこと、絵画のこと。他のこともいろいろとあなたに
学びました。あなたが私に言ってくれたことは、いまだに私に
とって金言として心の中に残っています。そして仕事に生かし
ております。
赤塚先生は本当に優しい方です。シャイな方です。麻雀をす
る時も、相手の振り込みであがると相手が機嫌を悪くするのを
恐れて、ツモでしかあがりませんでした。あなたが麻雀で勝っ
たところを見たことがありません。その裏には強烈な反骨精神
もありました。あなたはすべての人を快く受け入れました。そ
のためにだまされたことも数々あります。金銭的にも大きな打
撃を受けたこともあります。しかし、あなたから後悔の言葉や
相手を恨む言葉を聞いたことはありません。
あなたは私の父のようであり、兄のようであり、そして時折
見せるあの底抜けに無邪気な笑顔は、はるか年下の弟のようで
もありました。あなたは生活すべてがギャグでした。たこちゃ
ん(たこ八郎さん)の葬儀の時に、大きく笑いながらも目から
はぼろぼろと涙がこぼれ落ち、出棺の時、たこちゃんの額をぴ
しゃりと叩いては、「この野郎、逝きやがった」と、また高笑
いしながら大きな涙を流していました。あなたはギャグによっ
て物事を動かしていったのです。
あなたの考えはすべての出来事、存在をあるがままに前向き
に肯定し、受け入れることです。それによって人間は、重苦し
い陰の世界から解放され、軽やかになり、また、時間は前後関
係を断ち放たれて、その時、その場が異様に明るく感じられま
す。この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。すな
わち、「これでいいのだ」と。
今、2人で過ごしたいろんな出来事が、場面が、思い浮かん
でいます。軽井沢で過ごした何度かの正月、伊豆での正月、そ
して海外への、あの珍道中。どれもが本当にこんな楽しいこと
があっていいのかと思うばかりのすばらしい時間でした。最後
になったのが京都五山の送り火です。あの時のあなたの柔和な
笑顔は、お互いの労をねぎらっているようで、一生忘れること
ができません。
あなたは今この会場のどこか片隅で、ちょっと高い所から、
あぐらをかいて、ひじを付き、ニコニコと眺めていることでしょ
う。そして私に「おまえもお笑いやってるなら弔辞で笑わして
みろ」と言ってるに違いありません。あなたにとって死も1つ
のギャグなのかもしれません。
私は人生で初めて読む弔辞が、あなたへのものとは夢想だに
しませんでした。私はあなたに生前お世話になりながら、一言
もお礼を言ったことがありません。それは肉親以上の関係であ
るあなたとの間に、お礼を言う時に漂う他人行儀な雰囲気がた
まらなかったのです。あなたも同じ考えだということを、他人
を通じて知りました。しかし、今、お礼を言わさせていただき
ます。赤塚先生、本当にお世話になりました。ありがとうござ
いました。私もあなたの数多くの作品の1つです。合掌。
平成20年8月7日、森田一義
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2008年10月04日
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